お嬢様はヒーロー?!


透き通った金色の髪に、眩むような鋭く青色の瞳。
金色の髪が良く栄える白い肌。耳にはピアス。

思わず見とれてしまう整った顔立ち。

あんな綺麗な顔生まれて初めて見た

それぐらい、あいつは綺麗だ。

だから、危ない。

妖しい雰囲気が危ない。

そう感じる。

逆らう事を許さない。

「仕方ねぇ…行くだけ、行ってやるか」

「え?!行くの?誠」

K4の登場でおとなしくしていた優子が声を発した

「なんか、よく解んねぇけど片つけてくる

売られた喧嘩は買う主義だからね!!」

「でも…危ない…かもしれないし…」

「大丈夫!!私強いから!」
私は心配する優子に向かってVサインを突き出した


「その自信何処から来るの?
誠は女の子なんだよ?」

それでも優子は心配してくる

まぁ、あのK4だもんね。
心配して当然か

でもね…優子、

「私は、男より強ぇ!!」

私は守らなくちゃいけないんだ

雷を護らなくちゃいけないんだ

だからこれはめちゃくちゃチャンスだ!

わざわざ向こうから出迎えてきたんだから


私が雷を救う!

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