お嬢様はヒーロー?!
「おらー!K4なんてみじん切りにしてやる!」
ガラッ―…
「ぶっ…
みじん切りにされんのかよ、俺ら」
この声…
「東海林 大翔!」
私は東海林大翔に向かって指差した
「いきなり呼び捨てか?
良い度胸してんじゃねーか、お猿さん」
ムッかー
「なんでオメェに敬語遣わねぇといけねぇんだよ、タメだろ!
この金髪野郎!」
「お前が遅いから、
俺様が、わ・ざ・わ・ざ
"迎え"
に来てやったってのに
お前の仁義はそんなもんなのか?」
東海林大翔は所々をわざと強調して言った
てか聞いてたのかよ
「オメェに本当の仁義教えてやる」
私は東海林大翔…長いから略して金髪に睨みつけた