恋したい。


『待って!!』



隼太に腕をつかまれた。



「なに?」



隼太の顔を見ないように,振り返る。



『お前,メアド変えたろ?連絡とれないだろ?だから……愛奈の新しいメアド,教えて?』



予想していなかった言葉に思わずビックリした。



そういうば,



隼太を忘れたくて,隼太に教えずにアド変えたんだった…





メアド……



忘れようとしてる人に教えたら,忘れられなくなっちゃうじゃん…



それに,隼太には………
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