続・俺様 海様 イケメン様




「ね、あたしはどこで寝ればいいの?」



気になっていたことを海に聞くと、


「俺と一緒に寝んの」


とサラリと言った。




え、一緒に寝るの?

え、なんで!



「お仕置きだから」

「お、お仕置き?」




あたしなんかした?


お仕置きされるようなことした!?



してないよね?

してなくない?

うん、してない!



「ほっぺ引っ張ったからお仕置き。痛かったし」

「はあ?それだけで!?」



それだけで、お仕置き!?


と、言うか

海にほっぺって合わないし……。




「いいから寝る。ねみーから早く行くぞ」

「あ、うん」




スタスタ歩く海のあとをついて歩く。




海の部屋は、

東京に居た頃の部屋とあまり変わらず、

懐かしい感じがした。


キョロキョロしてると、

海に手を引かれて

ベッドに入る。











< 22 / 139 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop