続・俺様 海様 イケメン様
「ね、あたしはどこで寝ればいいの?」
気になっていたことを海に聞くと、
「俺と一緒に寝んの」
とサラリと言った。
え、一緒に寝るの?
え、なんで!
「お仕置きだから」
「お、お仕置き?」
あたしなんかした?
お仕置きされるようなことした!?
してないよね?
してなくない?
うん、してない!
「ほっぺ引っ張ったからお仕置き。痛かったし」
「はあ?それだけで!?」
それだけで、お仕置き!?
と、言うか
海にほっぺって合わないし……。
「いいから寝る。ねみーから早く行くぞ」
「あ、うん」
スタスタ歩く海のあとをついて歩く。
海の部屋は、
東京に居た頃の部屋とあまり変わらず、
懐かしい感じがした。
キョロキョロしてると、
海に手を引かれて
ベッドに入る。