続・俺様 海様 イケメン様
もう、“この日”に決まった時から
あっちゃんは毎日イロイロ頑張っていた。
元々細い体を、
もっと細くしたいらしくて、ダイエットとかなんとか言って頑張ってなぁ。
「んー…こっちがいいんじゃない?」
「じゃあ、そうする!」
あっちゃんが悩んでいたのは、
ふんわりした雰囲気の白のワンピースに、
上と下が繋がっている薄い水色のワンピース。
あたしは、白のワンピースを選んだ。
それから数分後、
着替えが終わったあっちゃんを玄関まで見送る。
なぜか隣にはやっくんもいる。
「敦子、なんかあったらすぐ電話しろよ?」
「はいはい!大丈夫だってぇ!」
あの事件以来、
過保護なうざい兄貴とやったやっくん。
あっちゃんは逆に
脳天気!!
と、言うか
高橋くんの事で頭がいっぱいなんだよね♪