私だけの年下彼氏
それと同時にカシャッという音




「隆生君とのキス久しぶり~♪」




ふざけんなよ




「お前どういうつもりだよ」




「そんな怒んないでよ。前はよくしたじゃん♪また隆生君からしてくれるともっと嬉しいんだけど。それより…ねぇ、これ、香織さんに送ったらどうなるかなぁ?」




クスクスと笑いながら俺に見せたのはさっきのキスの写真
しかも俺の顔は上手く隠れていてまさに二人が愛し合っているかのように見える




「てめぇっ……!」




そんな写真、香織に見られてたまるかよ




「これ見られたら困るでしょ?隆生君あの人にかなり本気みたいだし?この写真香織さんに送らない代わりに今度の休みちゃんと付き合ってよ」




「わかった…」




それくらいですむならと
そんな安易な考えだったんだ




香織を泣かせるとも知らずに



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