私だけの年下彼氏
約束の日
佐倉と待ち合わせる




そんなことにさえもイライラする




「あっ!隆生く~ん!やっぱ私服もかっこいいねぇ~」




行動、言動がいちいちうっとおしくて仕方ない
それなのにこいつは俺に腕を絡ませようとしてくる




「やめろ」




「え~いいじゃんこのくらい。ケチ~」




文化祭に必要なものを買っていく




その中で何度も何度も俺と腕を組もうとするこいつにめんどくさくなってついには抵抗しなくなった




隣では満足そうに俺の腕にひっつく佐倉




買い物も終わって帰るはずが
佐倉は家へ帰ろうとしない
そして俺についてくる


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