私だけの年下彼氏
「服もメイクもめっちゃ地味じゃん‼合コンなのになにやってんの⁉」




「うっ…。っていうか私ちょっと参加するだけって言ったよね?少したったら適当に理由つけて帰るからね」




「う~~~…」




彼氏のいる私を無理やり誘ったことから強く言えないけど納得できない、という感じだ




「あっ!そうだ!せめてこのイヤリングだけしてよ!」




美月は鞄の中から蝶をモチーフにしたイヤリングを取り出して私の返答を待たずにささっとつけた




「こんなのいいのに」




私はため息をついて美月と店へ向かった
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