私だけの年下彼氏
「うわっ!…って香織?」




そこには端正な顔立ちの私の彼氏が立っていた




私はというと真っ赤な鼻を押さえちょっと涙目




「出かけるの?」




隆はカバンを持って明らかに出かける格好をしていた




それも近所のコンビニとかに行く感じじゃなくて




どこかに遊びに行くような




「あ…あぁ、ちょっとな」




え?何その目を逸らしての微妙な返事




私聞いちゃいけなかった?




え?っていうか聞いちゃいけないようなことなの?
< 235 / 346 >

この作品をシェア

pagetop