私だけの年下彼氏
「ごめん。これ買う為に最近ずっとバイトしてたんだ」




あの頻繁に出かけてたのはバイトだったんだ




そのバイトも…私のため




なのに隆を疑っちゃうとか、私…最低じゃん




「亮平が見たって言ってた女もバイト先の子で。その日はたまたま駅まで送ることになっただけ」




そうだったんだ…




「やましいことは絶対ないから。何か気になることあったら何でも聞いて?」




やっぱり隆なんて、疑う余地もないよ




「ううん、大丈夫。それより私のほうこそごめん。黒沢先輩と会ったりして」
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