私だけの年下彼氏
隆が愛しくて、後ろを向いて隆のほっぺにチュッとキスをした




「なっ…香織?」




「嬉しかったから」




なんか隆の顔がちょっと赤いような…




「隆…照れてる?」




「照れてねーし。ちょっとびっくりしただけ」




「嘘。顔赤いよ?」




「だぁー!もう見んな!」




ヤバい…すっごい可愛い!




「そんなことより!」




ぉわっ…無理やり前を向かされた




隆の指が、私の指に嵌められた指輪をなぞる




「母さん達の夢を、叶えてやろうと思ってさ」




「お母さん達の夢?」
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