私だけの年下彼氏
すると隆は微笑んで優しいキスをくれた




「ちなみにこれ、ちゃんとした婚約指輪だから。その為に香織に会うの我慢してバイトしたんだから大事にしろよ」




隆の言葉にびっくりしてもう一度左手の指輪に視線を移す




「え!?もしかしてこれ…けっこう高い?」




「うーん…」




顔が青ざめてきた…




「そんな私にはもったいないよ!せっかく隆が頑張ってバイトしたお金なのに…」




「俺は香織がいいの。香織じゃなかったらこんな指輪あげてない。本当に本気のプロポーズだから、ちゃんとしたのあげたかったんだよ」




「隆……」




二人の唇がまたゆっくりと近づいていく
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