私だけの年下彼氏
歩きだしたとき香織の手を握った




さりげなく横を見るとほんのりと顔を赤くしている
そんなところも愛しいと思う




しばらく無言で歩いていたがふと香織が話しかけてきた




「ねぇ…何で水族館なの?」




それは…香織が好きだから




でもなんか恥ずかしくて言えなかった




「別に…」




そう言うと香織は落ち込んだような顔をした




本当こいつは顔に出るな
そんな顔すんなよ




そう思うと自然と口が動いた




「香織……水族館好きだろ」





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