君を愛した


すると…



「香凛!!」
「美桜!!」



二人が気づいてくれた。



「あ゙この子たち俺らと遊ぶんだけど。」



『蓮!!』



「お前……誰の許可とって香凛に触ってんだ?」



蓮がキレている。



「香凛を離せ。」



蓮の気迫に負けたのか、男は私から手を離す。




その瞬間蓮に抱きついた。



そして、蓮の後ろに隠れる。




「チッ行こうぜ!!」



男たちは去っていった。




「香凛。何もされてないか?」



『うん…。ごめん。』



「海は危険がいっぱいだから俺から離れるなよ?」



『うん。』




美桜も無事のようで安心した。




とりあえず、ビーチパラソルの下まで来た。



「上に着るのは?」



『あるけど……海に入るとき邪魔かなって…。』



気づくと美桜と真吾くんは海に入っていた。



< 11 / 124 >

この作品をシェア

pagetop