君を愛した

実感



今日は検診の日。



蓮と一緒に病院に来た。



「だいぶお腹大きくなってきたな。」




『うん。あ!!蹴った!!』



「まじ!?早く産まれてこいよ~。」



「倉原さん。どうぞ。」



『はい。』



「順調ですね。7ヶ月目です。そう言えば、いい忘れてたんだけど、赤ちゃん双子よ。」




『え!?双子!?蓮、双子だって!!』



「ま、まじか!!」



「性別もわかりますよ~」




「どっちですか!?」



「お父さん落ち着いて…。う~ん。多分ですが、男の子と女の子ですかね。100%そうって言うわけじゃありませんが…。」



『男の子と女の子…。』



「名前何にしようかな~」



『蓮、気が早いよ。』



< 116 / 124 >

この作品をシェア

pagetop