君を愛した
いつもの4人で入学式に向かった。
席はみんなバラバラだ。
自分の席につく。
友達はたぶんできないな。
すると、隣にすごく綺麗な人が座った。
じーっと見ているとその人はこっちを向いた。
「何か用?」
なんと声も綺麗。
『あ、すみません。見惚れちゃって…。』
そう言うと、クスッと笑われた。
「面白い人ね。同級生なんだからタメ口でいいよ。」
『あ、うん。』
大人っぽいが聞いたところ同い年のようだ。
「名前何て言うの?」
『春瀬香凛。』
「香凛ね。私は橋本あおい。よろしく。」
『こちらこそよろしく。』