君を愛した


プレゼントも用意してない。



「香凛どこ行った!?」



「俺が知ってるわけないだろ。」




「……そうだよな。」




「中村の家じゃない?」



「そっか!!」



それを聞いて、中村の家に急ぐ。




香凛……ごめんな?



ダッシュで中村の家に向かう。




ピンポーン



「はい。って倉原。」



「はぁはぁ。先生…香凛来てませんか?」



「何しに来たんだ…?」



「香凛に会わせてください。お願いします。」



「香凛を泣かせるなって言ったよな?」



「すいません!!」



「俊哉お父さんみたいね。蓮くんあがって?」



「真優香!!」



「俊哉は黙ってて。」



「ほら、あがって。」



「は、はい。お邪魔します。」




中村の部屋には目を真っ赤にした香凛がいた。




蓮side 終わり



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