君を愛した

仲直り



そのままベッドに行き、久しぶりに蓮の素肌に触れる。



『っん……。』



「香凛……。」




ひとつになる瞬間、蓮に言った。



『……っ蓮。』



「……ん?」



『大っ嫌いなんて言ってごめんね。本当は大好きだよ。』



「……うん。」




――――
―――
――




行為を終えたあと、蓮に元カノのことを話した。



『この間、元カノさんが訪ねてきたよ。』



「え!?」



『連絡とってるの?』



「いや、とってないし。なんか言ってた?」


『ううん。何も。』



< 40 / 124 >

この作品をシェア

pagetop