君を愛した


『なんかお兄ちゃん、すっかりお父さんだね。』



「そうか?それよりお前大丈夫か?」




『う、うん。だ、大丈夫。』



「まぁ気楽にやれ。」



『おう。』



――――
―――
――




「え~今日から教育実習生が3人来ました。」



と、校長が言った。




「藤森祐輔です。よろしくお願いします。」


「橋本あおいです。よろしくお願いします。」


『春瀬香凛です。』



「春瀬さん久しぶりね。立派になって。」



ちなみに校長は女だ。



『どうも。』



「春瀬さんは中村先生の妹さんなのよ。」



先生方はへぇ~等といっている。



「本当に世話のやける生徒でしたよ。」



『げ!!教頭!!』



「げ!!とはなんですか!!」



「教頭落ち着いてください。それじゃあ、藤森くんは英語担当なので林先生、お願いします。橋本さんは国語担当なので木下先生。そして春瀬さんは数学なので、中村先生お願いします。それじゃあ今日も一日頑張りましょう。」



「「「「はい。」」」」



『はい。』


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