君を愛した


――――
―――
――



『ただいま…。』



「おかえり。ってどうしたの?」



『疲れた。』



そしてやっとむかえた土曜日。



レポートに追われる。



「ねぇ。」



『ん?』



「たまには俺の相手してよ。」



『教育実習中は忙しいから…。』



「ちょっとだけ息抜きしない?」



『そうだね。そういえば、夜ご飯の材料ないかも…。』



「じゃあ買い物行こうぜ。」




と言うことで、近くのスーパーに買い物に来た。



『ハンバーグでいい?』



「いいよ。香凛の作るものならなんでも。」



「あれ?香凛先生!」



そこにはお兄ちゃんのクラスの浅井さんと永山さんがいた。



『あ、浅井さんに永山さん。』



「もしかして噂の彼氏!?」



「やっぱりイケメン!!」



『わ、私忙しいから帰るね。』




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