【詩集】若き日々の想い
ガラスの中で私は……
ガラスの向こうに見える山は
ガラスを透き通って
私に四季を伝える
けれど私は山には行けない
ガラスの向こうに見える祭りは
ガラスを透き通って
私に興奮を伝える
けれど私は祭りには行けない
ガラスの向こうに見える空は
ガラスを透き通って
私に解放感を伝える
けれど私は解放などされない
ガラスの向こうに見えるすべてが
ガラスを透き通って
私にたくさんの事を伝える
けれど私には何もすることが出来ない
ガラスの中で外の景色を
1日中眺めながら
死の訪れを待っているだけ
私はガラスの中で死を迎え
ガラスを透き通って
私の魂は自由になる
その日を私はガラスの中で
朽ちゆく身体と共に待っているだけ…
その日を私は
待っているだけ…
ガラスを透き通って
私に四季を伝える
けれど私は山には行けない
ガラスの向こうに見える祭りは
ガラスを透き通って
私に興奮を伝える
けれど私は祭りには行けない
ガラスの向こうに見える空は
ガラスを透き通って
私に解放感を伝える
けれど私は解放などされない
ガラスの向こうに見えるすべてが
ガラスを透き通って
私にたくさんの事を伝える
けれど私には何もすることが出来ない
ガラスの中で外の景色を
1日中眺めながら
死の訪れを待っているだけ
私はガラスの中で死を迎え
ガラスを透き通って
私の魂は自由になる
その日を私はガラスの中で
朽ちゆく身体と共に待っているだけ…
その日を私は
待っているだけ…