爽やか×S王子様と私の恋
3章 進展
「中村ー!!」
聞き覚えのある声の方に振り返ると
自転車に乗った私服姿の
佐々木くんが....
『佐々木くん!!///』
照れながらそう答えると
「よっ!!そんなにいそいでどうかしたのか?」
『お母さんに早く帰って来てって言われてたんだけどすっかり忘れてて急いでかえってたの!!』
私は早口にそういった。
だっってあと5分しかないんだもん!
『じゃあ私「それやばいじゃん!チャリ後ろ乗れよ!送ってやる!」
え?
私を送ってってくれるの?
この私を?
なんて考えていると
佐々木くんが
「中村!早く乗んなきゃ間に合わないぞっ!」
と言われわたしは急いで
佐々木くんの自転車の後ろにのった。