Lovers

「藍沢さんどこいくの?」



「わかんない」



「「「「…え?」」」」



「気分次第…」




それだけを言って教室をでた







それからどれだけ歩いただろう



気づくと鉄の扉があったので開けてみた




……屋上





…ポカポカ…






屋上の入口の横に梯子があるのでのぼってみる




ここ…スキ…




どこよりも高くて暖かい最高の場所に寝転がった




優しく吹く風の心地良さに眠りに落ちた






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