ふたりの恋
「はぁ?!?!?!リサっちを女にするって?!?!」
山井くんはなんともいえない顔であたしを見る。
「・・ダメ??」
「ダメ・・?って言われても・・・念のため聞くけど・・意味わかって《女にして》って言った?」
「・・え?意味??」
山井くんはフフフっと笑ってあたしに近づく。
「女にしてっていう事は・・・こういう事されるって事だよ?」
「きゃっ!!」
山井くんは、あたしの制服の上から右手で胸を掴み、左手をスカートの中に入れた。
そして、あたしの顔に近づいて頬をペロっと舐めた。
「ちが・・・っ」
「ハハハハハ・・ごめんごめん♪リサっち、やっぱりからかい甲斐があるわぁ♪」
「・・・うぅ・・・」
あたしは、また涙が溢れてきた。
「あた・・し・・胸・・触られた・の初めてだったんだからぁ!!」
「うぇぇええええ!?マジ?!ってか、あの京真もまだノータッチなの?!」
あたしはコクンと頷く。
「・・まいったなぁ・・京真より先に手出しちまったなんて・・
ってか、リサっちが言いたいのは、見た目を京真好みに変えてって事でしょ??」
あたしはまた頷く。
「《女にして》って言った相手が俺でよかったよ・・ケンタとかヒロトだったら今頃・・・即挿入だったかもね・・・」
「ご・・ごめん・・・」
あたし、とんでもない事を山井くんに言ったんだ・・恥ずかし・・・
あたしは、赤くなった顔を両手で覆った。
「フフフフっ♪そういうのも俺たちには新鮮で可愛い♪
よし!!今から《リサっちを変身させる会》結成しよう♪って言っても、俺とリサっちさけだけど・・・」
「へ、変身??」
「そそ!!今以上に可愛くなるの!!俺がプロデュースするから♪」
「ホント?!?!いいの?!?!」
「おぅ!任せとけ♪その代わり・・・京真には内緒な??わかった??」
「うんっ!!!わかった!!」