ふたりの恋
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いつものように俺はケンタとヒロトと店でくつろぐ。
コーヒー3杯目・・・
さすがに胃がムカムカしてくる・・・まぁ、コーヒーだけのせいじゃねぇけど。
俺はさっきから自分の携帯を開けたり閉じたり・・・
リサからのメールを待ってる・・・
それと、恭介からの電話も・・・
恭介が電話をかけなおしてこないなんて有り得ねぇ・・
「京真、今日リサっちは?」
「早退したらしい・・・」
「マジ?!風邪?!」
「さぁ・・・」
「さぁ・・って、連絡してみたらいいじゃん?」
「・・・・・・」
「もしかして・・・喧嘩??昨日の女の子とがばれちゃったとか??」
ケンタがニヤっと笑う。
「ちげぇーし・・」
・・ばれてないと思う・・・多分。
でも。もしばれてたら・・・
だから、昨日から全く連絡がこないのか?!
とにかく・・・俺から連絡なんてできねぇし。
はぁ・・・・やっぱり、欲を吐き出すだけの女とは全部切ろう・・・