紅学園
「ここは・・・?」



「学園内で一番の本屋だ。何でもそろっているからでかいだろう」




そういって、一番上を指さして”ここは、40階まであるぞ?”とにやりと笑って歩いていく。





・・・そんなに必要か!?



フロントには受付の人がズラリ。



その中のひとつを突き進んでいく。



「これはこれは鈴谷様、いらっしゃいませ。どのような本をお探しで?」



愛想の良くて背のとても小さいおじいさんがにこやかに笑う。



「こいつが新しいパートナーになったんだ。こいつは転入生だからな。教科書が必要だから一通りそろえて、俺らの部屋に届けてくれないか。」


そういって鈴谷はお金をじゃらりと出す。


「ちょうどです。ありがとうございました」



そういってまたにこやかに笑っている。



「次いくぞ」



「あ・・・うん」



だから歩くの早いってば!!!
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