紅学園
「うーん・・・次は刀か銃だからねー」
そういってぽんぽんと飛ばしていく。
「「あ」」
武器屋の人と私が発するのは同時だった。
ひとつの刀が私の中に納まったのである。
「ふーん、蓮か。確かに少しは重くて、扱いずらいかもしれないけど、玲なら大丈夫だろう・・・・」
そうって私にニコリと笑った武器屋さん。
「決まったか」
「あぁ。珍しいがな。」
「代金。」
袋に入った金色のお金をじゃらりと出す。
「ったくお金の使いかた粗いっつの」
そうぶつぶついいながらもレジに通していく。