紅学園

「もうこんな時間だ。お前の友達だろ?こっちに向かっている。」


そういって、ドアから死角のところに移動している。



『バターン!!!』



「玲!!買い物はできた?」



「う・・・うん。そこに・・・」


そういって教科書を指差す。



「あらっ!!誰!!??」


そういって蓮を指差す。



蓮はというと・・・・寝ていた。死角のところに行きたかったのではなく、どうやら眠たかったらしい。私のベッドですーすーという寝息をたてていた。




「・・・武器でパートナー」


「へー・・・何の武器?」



「刀」


ぽつりと言ったら、ものすごい驚かれた。




「刀!?珍しいわねぇ」



そういって蓮をしげしげと眺めている。


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