【完】愛する君と、



あんな笑顔──


この前は、見た事がなかった。


俺は、勇気を振り絞り、優の前に立った。

すると、優は目を丸くしていた。


「なお…き?」

名前、覚えててくれただけで、嬉しいかも。

「…久しぶり」

「…」

「ぇ、優、知り合い?」

「ぁ、ぅん…。ご、ごめん、千里! 先、帰ってて…?」

「ふぅん…わかった! また明日ね!」

「うん!」

…ヤベ//

優の笑顔…めちゃめちゃ可愛い。

優と駅前のカフェで、一緒にコーヒーを飲んでいる。



< 32 / 464 >

この作品をシェア

pagetop