【完】愛する君と、
なんか…不思議な感じがする。
今、こうして優といるのは幸せだ。
だけど、こんな幸せが夢かと思ってしまう。
「なおき? 寝ないの?」
「ん、寝るよ」
俺は優とベッドの中に入った。
ぁー…もうちょっとデカイベッド買うべきだった…。
まさか、自分がこんなに誰かを好きなるなんて…思いもしなかった。
「ちょっ直紀…?!」
俺は無意識に、優をギュッと抱きしめた。
…ん?
「あのさ…優、一つ聞いていい?」
「ぇ、なに…?」
まさか…ねぇ。