【完】愛する君と、
+君との幸せ+
クリスマスが終わり、あたしはいつもと同じように直紀の家にいる。
千里が来る予定だったんだけど…
秀太くんが勉強できる、という事を知って秀太くんに教えてもらうらしい。
そして、正月返上で大学受験の勉強…。
月日は経ち、2月になり、
あたしはもう、学校に行かなかった。
それはそれでいいんだけど…。
「う〜…」
「優、唸ってないで、勉強しろ」
毎日毎日、勉強勉強…。
元々、勉強が嫌いで、一日三十分も勉強しないあたしにとって、一日中勉強ってのはキツくて…。