恋しくて~優しい三角関係!?~
「夏希、どうしたの?」
私は、夏希に心配の声を掛けられると……
「もう、聞いてよ!淳平ったらね、淳平っていうのはあの男なんだけどね、昨日淳平の家で夕飯呼ばれたんだよ?で、淳平の家に昨日もらったプリント置いてきちゃって、そしたらゴミと勘違いして捨てたんだよ!?本当に、あり得ない!!」
と早口でなかなか聞き取れなかったが、ようするにプリントを捨てられたらしい。
ってそれ、ヤバくないか!?
「それって何のプリント?」
「学年通信?」
「ヤバくない?持ち物とか色々……」
さっちゃんも焦り出したが……
ちょっと待てよ。
夏希って……
「双子だから、別に大丈夫なんじゃない?」
「あ!そっか、そうだよね」
そういうと夏希は、笑顔になり3人でほのやかに笑った。
まだ出会って2日しか経ってないけど……
なんとなく、この友情は、永遠だと思った。