恋しくて~優しい三角関係!?~


「髪、調子こきすぎ!」


私は、さっちゃんのオレンジに近い色の髪を目にやった。


「えっ!?そうかな?」


「そうだよ!いくら、校則が緩いからって…その色
は明るすぎだよ」


はぁーと大きなため息をさっちゃんはした。


「高校、入ってもちーちゃんにお世話になります」


「仕方ない、保護者またや
りましょう」


「へへへ、やった~」


さっちゃんは、ピョンピョン跳ねながら喜んでた。


保護者がつくのは、普通に嫌がるものだが…


さっちゃんは、違うみたいだ。



さっちゃんは、見た目はギャルで恋多き女で子供っぽいが、ちゃんと物事は冷静に考える人。


だから、私はさっちゃんと一緒にいるのだろう。



< 3 / 28 >

この作品をシェア

pagetop