記憶恋愛




近くにある椅子に腰を掛け
俺は、ずっと願ってた。


明希の命が救われますように。
俺はどうなっても構わないから…。

どうか助かって。明希。

明希が他の奴を好きになっても俺は我慢する。

そう願いながら、時間が過ぎるのを待ってた。


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