おもちゃのユビワ
それからというもの、高木は何かにつけてナオを誘うようになった。
「今度映画行かない?」
「カラオケ好き?」
「遊園地行こ?」
断っても断っても積極的に誘ってくる高木にナオは困っていた。
そして断ったあと必ず、「じゃ、送るだけでも~」と言うため、一緒に帰ることが何度かあった。
その日も結局送ってもらうことになった。
「ナオちゃん、帰ろっ」
「うん…」
「そんな暗い顔しないっ!あっ、じゃあ笑える小噺でもしようか。えー、毎度バカバカしいお話を…」
「いい、いい、分かったから。」
「そう?じゃレッツラゴー!」
ナオはいつも高木のペースに乗せられてしまった。
「今度映画行かない?」
「カラオケ好き?」
「遊園地行こ?」
断っても断っても積極的に誘ってくる高木にナオは困っていた。
そして断ったあと必ず、「じゃ、送るだけでも~」と言うため、一緒に帰ることが何度かあった。
その日も結局送ってもらうことになった。
「ナオちゃん、帰ろっ」
「うん…」
「そんな暗い顔しないっ!あっ、じゃあ笑える小噺でもしようか。えー、毎度バカバカしいお話を…」
「いい、いい、分かったから。」
「そう?じゃレッツラゴー!」
ナオはいつも高木のペースに乗せられてしまった。