おもちゃのユビワ
文化祭
「秀二!おいら、やるだろ?秀二と中崎は同じ焼きそばやにしといたからな。」



三上は得意気に秀二に言った。



「別に。」



「なんだよー。恥ずかしがりやさんなんだなー、秀二は。」



「で、お前まで何で焼きそばやなわけ?」



「なーんだよ。おいらも入れてくれよぅ。冷たいなー。」



「どうでもいいけど。」



「それに、小池ちゃんは違うグループにしといたからね。」



「か、関係ねーよ。」



秀二は何故か少し慌てた。



「おっ?なんかあったかな!」



「なんもねーよっ。」



しかし、秀二は内心ほっとした。


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