おもちゃのユビワ
秀二と愛が頭を寄せあっている写真が撮られた。
「では、ごゆるりと~」
店員たちが戻っていった。
「はあ~、なんなんだこの店は。」
「ごめんね、私が入ろうって言ったから。」
「いやいや、愛ちゃんがあやまることないって。こんな学校でごめん。」
珍しく秀二は素直に気持ちを表現していた。
それはこの浮かれたお祭り気分のせいなのか、愛のせいなのかは分からなかった。
「では、ごゆるりと~」
店員たちが戻っていった。
「はあ~、なんなんだこの店は。」
「ごめんね、私が入ろうって言ったから。」
「いやいや、愛ちゃんがあやまることないって。こんな学校でごめん。」
珍しく秀二は素直に気持ちを表現していた。
それはこの浮かれたお祭り気分のせいなのか、愛のせいなのかは分からなかった。