おもちゃのユビワ
秀二は髪留めを自分のポケットに入れると、二人のところへ戻った。
(家出る時、元に戻せばいいか…)
「何か食いに行くか。ナオは何食べたい?お兄さんがごちそうしよう!」
「スゴい!でもいいの?仕送り生活でしょ?」
「まあな、でもバイト代が入ったのだ!」
「バイトしてたんだ。じゃあ、ごちそうさせてやるか。」
「ハハハ、偉そうに。何がいい?」
「うーん…秀二は何がいい?」
「ナオの好きなのでいいよ。」
「じゃ、おいしいパスタでよろしく。」
「おう、じゃ行くか。」
「ワーイ」
秀二は二人が靴を履いたのを確認した。
「あっ、オレ便所。」
「じゃ、ドアの前で待ってるわ。」
二人が出てドアが閉まると、秀二はポケットから髪留めを取り出し冷蔵庫の上に置いた。
(これでいいか…)
(家出る時、元に戻せばいいか…)
「何か食いに行くか。ナオは何食べたい?お兄さんがごちそうしよう!」
「スゴい!でもいいの?仕送り生活でしょ?」
「まあな、でもバイト代が入ったのだ!」
「バイトしてたんだ。じゃあ、ごちそうさせてやるか。」
「ハハハ、偉そうに。何がいい?」
「うーん…秀二は何がいい?」
「ナオの好きなのでいいよ。」
「じゃ、おいしいパスタでよろしく。」
「おう、じゃ行くか。」
「ワーイ」
秀二は二人が靴を履いたのを確認した。
「あっ、オレ便所。」
「じゃ、ドアの前で待ってるわ。」
二人が出てドアが閉まると、秀二はポケットから髪留めを取り出し冷蔵庫の上に置いた。
(これでいいか…)