おもちゃのユビワ
「女の子ってさ、もともと変身願望が強いじゃん?髪型にしても化粧にしてもしょっちゅう変えるし。」
「そう言えばそうだね。」
「そういう変身の手助けが出来る仕事って夢があっていいなと思ってさ。
…くさい?あはは。」
紗季は照れくさそうにしながら笑った。
「ううん、くさくない!っていうか、ちょっと感動!
紗季は将来の事ちゃんと考えてて、なんかエライね。」
「ちっちゃい頃から夢だっただけだよ。ナオはさ、なんか将来の事考えてる?」
「ううん、でも大学は行きたいかな。」
「そっか。あ、藤村くんのお兄ちゃんの大学?」
「それはムリだ。美大だもん。美術には興味ないから。」
「美大かあ。特殊分野だね。」
「うん、だから違う大学に行かなきゃね。」
「じゃあ、今のうちに頑張って彼氏にしないとね!」
「うん。」
「そう言えばそうだね。」
「そういう変身の手助けが出来る仕事って夢があっていいなと思ってさ。
…くさい?あはは。」
紗季は照れくさそうにしながら笑った。
「ううん、くさくない!っていうか、ちょっと感動!
紗季は将来の事ちゃんと考えてて、なんかエライね。」
「ちっちゃい頃から夢だっただけだよ。ナオはさ、なんか将来の事考えてる?」
「ううん、でも大学は行きたいかな。」
「そっか。あ、藤村くんのお兄ちゃんの大学?」
「それはムリだ。美大だもん。美術には興味ないから。」
「美大かあ。特殊分野だね。」
「うん、だから違う大学に行かなきゃね。」
「じゃあ、今のうちに頑張って彼氏にしないとね!」
「うん。」