おもちゃのユビワ
彼女の妹
秀二は携帯を握りしめていた。拓巳に電話をかけるか、かけまいか迷っていた。
(とりあえず『彼女が出来たのか?』くらい聞いてみるか。いや、やっぱ弟からそんなこと聞くのおかしいか、女姉妹じゃあるめーし…)
秀二が電話するかやめておくか悩んでいるうちに時間は過ぎ、11時を回っていた。
(兄貴寝たかもな…とりあえず電話して出たら聞いてみる事にしよ。)
悩んだ末、結局拓巳に電話することにした秀二は少し緊張しながら電話をかけた。
五回ほど呼び出し音が鳴り、秀二が切ろうとした瞬間拓巳が電話に出た。
「おう、秀二!」
(とりあえず『彼女が出来たのか?』くらい聞いてみるか。いや、やっぱ弟からそんなこと聞くのおかしいか、女姉妹じゃあるめーし…)
秀二が電話するかやめておくか悩んでいるうちに時間は過ぎ、11時を回っていた。
(兄貴寝たかもな…とりあえず電話して出たら聞いてみる事にしよ。)
悩んだ末、結局拓巳に電話することにした秀二は少し緊張しながら電話をかけた。
五回ほど呼び出し音が鳴り、秀二が切ろうとした瞬間拓巳が電話に出た。
「おう、秀二!」