おもちゃのユビワ
放課後、ナオと秀二は理科室へ向かった。



「おおー、来たか。じゃ掃除頼むぞ。」



「はい。」



「終わったら理科準備室まで言いに来いよ。」



先生が理科室を出ていった。



「さっさと済ませて帰ろうぜ。」



「そだね。」



二人は掃除し始めた。



しばらくすると、誰かが理科室の扉をノックした。



「はーい。」



ナオが返事をして扉を開けると、立っていたのは小池だった。



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