おもちゃのユビワ
大会がおわり、ホッとした時だった。秀二は走っていた間は気にならなかったが、ナオと拓巳たちがどうなったのか、急に気になり始めた。



(小池に聞かないと…)



小池を探すと校門で秀二を待っていた。



「小池…」



「秀二くん…」



「一緒に帰るか…」



「うん。」



二人は歩き始めた。



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