未来へ
平成17年6月5日(月)13時47分
琉祈は誕生日の前日に旅立った。
13年の短い短い人生に幕を下ろした。
琉祈が旅立ってから私たちは琉祈の事を誇りに思える場面に沢山出会った。
琉祈、ありがとう。
琉祈には感謝の気持ちでいっぱいです。
親と住めないこと
お母さんに捨てられた時も一生懸命強がっていたけど
お姉ちゃん知ってたんだ。
枕の下にあるお父さんとお母さんと琉祈で撮った写真があること。
写真の中のお母さんはあまり笑っていないけど、琉祈の宝物だったんでしょ?
琉祈でいっぱいでまだ現実を受け入れきれていない私の側に、先生は何も言わずにずっとついていてくれた。
お通夜、お葬式の段取りや手続きなど先生がしてくれた。
祭壇はお花でいっぱいにして、遺影は野球の県大会優勝直後に撮ったとびきりの笑顔の写真にした。
琉祈の体がなくなる日は確実に近づいていた。