未来へ
最初の1か月は口座のお金で生活したけど、
琉祈や凌央の将来を考えた時に貯金がないのは不安で、2か月目からは仕方なくキャバ嬢を始めた。
学校からの帰りに凌央を迎えにいき、夜ご飯を作って18時に家を出て帰りは3時~5時。
1時間寝れるか寝れないかで、琉祈と私の弁当とみんなの朝ごはん、学校。
授業で寝ることもしばしば…
この4月から新学期が始まり
私は高校3年
琉祈は中学2年
凌央は3歳3か月になった。
進路はキャバ嬢を続けるしかなくて…
でも学校に〔キャバ嬢するんで〕とか言えないから、家の仕事を継ぐと嘘をついた。
この嘘から担任にキャバ嬢がばれて…
でもこの嘘がなかったら私の人生は180度違っていたんだろう…