アクアマリンの秘密【外伝】
ボクのホンネ
【桃依side】
今日は久しぶりの1日まるっとお休み。
だからせっかく星来と一緒に遊ぼうかと思ったのに、蒼刃がどっかに星来を連れて行っちゃったせいでボクはひとりぼっちで休日を過ごす羽目になっちゃった。
「もー…蒼刃ばっかりずるいっ!!」
「何を怒ってるのさ桃依?」
「緑志っ!!」
「僕で良ければ愚痴聞くよ?」
「蒼刃ばっかりずるいって思ってるだけ!!
星来はみんなの星来なのに!!」
「…なるほど…そういうことかぁ…。
ところでさ、桃依。僕、ずっと気になっていたんだけど…。」
「なぁに?」
「桃依って星来のことが好きだよね?」
「うん?」
「それってさ…蒼刃にあげたくないほどの好き?」
「え…?」
「桃依も…蒼刃みたく、『星来を独占したい』って思うの?」
「…星来を独占…かぁ…。」
そんなこと、ボクは思ってない。
思ったことなんて一度だってないよ。
あ、そんなこともないか。
でもね、ちょっと違うんだ。
今日は久しぶりの1日まるっとお休み。
だからせっかく星来と一緒に遊ぼうかと思ったのに、蒼刃がどっかに星来を連れて行っちゃったせいでボクはひとりぼっちで休日を過ごす羽目になっちゃった。
「もー…蒼刃ばっかりずるいっ!!」
「何を怒ってるのさ桃依?」
「緑志っ!!」
「僕で良ければ愚痴聞くよ?」
「蒼刃ばっかりずるいって思ってるだけ!!
星来はみんなの星来なのに!!」
「…なるほど…そういうことかぁ…。
ところでさ、桃依。僕、ずっと気になっていたんだけど…。」
「なぁに?」
「桃依って星来のことが好きだよね?」
「うん?」
「それってさ…蒼刃にあげたくないほどの好き?」
「え…?」
「桃依も…蒼刃みたく、『星来を独占したい』って思うの?」
「…星来を独占…かぁ…。」
そんなこと、ボクは思ってない。
思ったことなんて一度だってないよ。
あ、そんなこともないか。
でもね、ちょっと違うんだ。