最強姫様×最強俺様〜the first love〜
変な事を考えてたから
バチが当たった。
ボチャんッ
( ̄▽ ̄;)
足が溝に入った。
これがまたなかなか
抜けなくて思わず
夜斗に助けて
オーラを出して
しまった…
夜斗があたしの体ごと
持ち上げてくれた。
足が抜けたのわ
良いが落ちた時に
足をひねった
みたいだ…
ぅう…
痛いよおっ…
蘭達は、先に
進んでたから
姿が見当たらない。
足がジンジンする…
そんなあたしの
様子に気付いたのか
夜斗がぐいっと
あたしの体を
持ち上げる。
「足、痛いとや?」
夜斗がお姫様抱っこ
しながら優しく
言うもんだから
ついっ涙が…
「ぅうっ… ヒック…
夜斗ぉ〜 痛いよおっ」
木陰に座らされ
夜斗が優しく
頭を撫でる。
ギュッて抱きしめられて
涙は止まっていた。
夜斗の腕の中から
夜斗の顔を見上げると
目が合った。
ドキっ…
今さっきから
心臓の鼓動が
早い。
恥ずかしくなって
体を離そうとすると
逆にもっと強く
抱きしめられた。