失恋少女とヤンキーと時々お馬鹿



本当の亜美を知ってから、大翔は兄への嫌悪感を強めた。


“利用するために亜美はいるわけじゃないのに”


絶対に教えてやらない。あんな人を道具としか思ってないような奴に亜美のことなんか教えてやらない。


「……まぁ、頑張れよ」


一度も返事はしなかった。






――――――――――仲間会議








< 313 / 509 >

この作品をシェア

pagetop