失恋少女とヤンキーと時々お馬鹿
はぁー、
あたしはため息を吐いて自分を抑える。
このままいけば二年後には白髪だらけだよ。
「ってか、何であたし連れてこられてるわけ?」
あたしはそれが聞きたいんだよ。
シュークリームはもう気にするなと言われた。
だから気にしてない。
悪いことしたなくらいにしか思ってない。
もともとこいつらとは1日かぎりの知り合いだったはずだ。
だれかこの状況を五十字以内で説明してくれ。
「俺が会いたいから。よし、9文字」
よし、じゃねーよ。
「んな理由かい!」
「悪いか?」
それ好きだな。
「別に悪くないけどさ、もっと他に呼び方ってもんがあるでしょ」
そういうと首を傾げる陽。
あかん、重症や。