ナミダゴト。


教室に入ると
全然知らない人


一年の時はあたしは蘭以外の人と友達になろうともしなかったし、名前を覚える気もなかった。


少しは覚えるかな…
人間不信を少しずつ治さなきゃ


「「「えっ!??!」」」


突然クラスの女子達が騒ぎ始めた
視線の先は入り口のドア

あたしと蘭もそっちに目をやった


そこにいたのはいたって普通の男子

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