のらねこ
ふと目をおろすと枕下に分厚い札束。
(あ、そうだそうだ。なんかワイシャツ着た男の人と………)
なんだ……っけ?男の人と飲んだ……よね?
で、ここは……?
辺りを見渡す。白いものばかりで眩しい。
だれも、 いない。
ぽやぽやした思考回路のままベットから出て、リビングらしきとこに向かうとメモ紙に、
「 090-####-####
鍵しめなくていいよ
好きなときに戻ってきて 」
そばに私の服がたたんであった。
もう覚えてなくとも大体、状況はわかった。